【FP資格の種類】1級・2級FP技能士とCFP・AFPの違い〜一生で100万円FP協会に支払う意義はあるのか〜

人気が高いFP資格の取得を考えている人も多いと思いますが、FP資格には2種類あることをご存知でしょうか。

国家資格のFP技能士・民間資格のCFP・AFP

表の通り、1級FP技能士≒CFP、2級FP技能士≒AFPという理解で良いかと思います。今回は、どちらの資格を目指すべきなのか、現役CFPが、1級・2級FP技能士とCFP・AFP、それぞれの資格取得後のメリット・デメリットについてご説明します。これからFPを目指す方のお役に立てれば幸いです。(それぞれの資格取得にかかる相違点については、別の記事でまとめます。)

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資格の維持費が必要か否か

国家資格であるFP技能士は、資格に一度合格さえすれば、一生その資格が有効です。つまり、FP技能士の資格更新や資格を維持するための費用はかかりません。

一方、FP協会のCFP/AFPの資格は、一度試験に合格したからと言って、一生その資格が維持されるわけではありません。年会費や資格更新に必要な単位を取得するための費用が必要です。

FP技能士は、試験合格のための費用+試験受験費用

CFP/AFPは、試験合格のための費用+試験受験費用+入会金+年会費+資格更新のための単位取得費用

CFP/AFPを維持するための費用について

FPの年会費  12,000円

+CFP年会費      8,000円

+更新に必要な単位(2年でCFP30単位、AFP15単位)

つまり、CFPであれば年間20,000円+2年30単位取得にかかる費用(3単位1000円換算で年5000円と仮定)が必要です。25歳でCFPを取得した私は、仮に65歳まで取得を維持したとすると、一生で100万円をFP協会に支払う計算となります。

確かに莫大な費用です。CFPではなくFP技能士1級、AFP登録をせずにFP技能士2級だけを取得するという手段もあるでしょう。それでも、私が維持している理由について、お話を続けます。

莫大なお金が必要なCFP/AFP資格を取得する魅力

上記の通り、資格の取得だけを目的とするならば、FP技能士の方がコスパに優れていることは明らかです。

しかし、FP知識・業務を実務に生かしたいと考えている場合、FP協会のCFP/AFPには「知識をアップデードできる」という重要な魅力があります。

FPに限らず、私が本業とする金融業界、弁護士や会計士など「専門性が高い業務」ほど、その知識のアップデートが不可欠です。セミナー講師や資格学校の先生に留まるのであれば、机上の空論で十分かもしれませんが、実務においては法令や経済情勢の変化などに即した対応が求められます。すなわち、知識の更新や同業者との交流が重要となります。

FP協会に属することで、毎月のジャーナルなどを通して、効率的に足元を反映させることができるほか、FP協会主催の人材交流なども積極的に行われます。また、SGと言われる勉強サークルに属することで、知識やプレゼンテーション能力を身につけることができるのです。

年25,000円以上の価値を得る努力こそ重要かも

年間25,000円を支払っているからこそ、それ以上のことを学び、利用し、成長したいと考えています。実際、CFPだからこそ挑戦できるフィールドも多くあります。(挑戦すればするほど、また支払いも多くなるのですが。笑)

個人のファイナンスを対象としたFP≒パーソナルファイナンスの社会的地位・必要性は、私はとても低いと考えています。FP協会の努力により、啓蒙は進んでおり、一般的に(素人の中では)人気の資格になっているようです。しかし、その専門性・実務能力においては、まだ課題が多くあると思います。

一方、企業のファイナンスを対象としたアナリスト≒コーポレートファイナンスの業務は、高給な業務として認識されている通り、高い専門性が必要とされる社会的地位・必要性が高いです。

パーソナルファイナンスが、コーポレートファイナンス同等かそれ以上のポジションを築くことができるよう、私自身、常に知識を更新していくとともに、これから取得を考えている人においても、FPという言葉への憧れだけでなく、真の専門家を目指す志を持って欲しいと思います。

FP資格・業務等についてご質問などあれば、お気軽にコメントを残してください。私の知識や経験、わからないことについてはお調べして、真摯に対応したいと考えております。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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